そろそろネタが尽きてきたので、自分の携帯でもネタにしようかと思います。いやな人もいるかと思いますが、ちょっと付き合ってください。
携帯は、NTT DoCoMoのP903i。製造メーカーはPanasonicです。
P201→N2001→P2102V→P902i→P903iと乗り換えてきました。こう書くと、Pマニアのようですが、P201は今のPとは全然違いますし、P902i、P903iにしたのはBluetoothが付いていたからです。これが無かったら、他の機種にしていたでしょう。DoCoMo以外の選択肢ですが、仕事がドコモ関連(ただし社員ではない)なので、とりあえずドコモにしています。別にドコモにする必要も無いんですが、家族もドコモに揃えてしまったので、現状そのままにしています。
P903iについて書いてみると…
[速くなったレスポンス]
私は、P902iからの乗り換え組です。実は妻はP901iを使っていて、P901i→P902i→P903iとすべての機種を見てきました。まずP903iで改善されたのが、レスポンス。P901iは、妻が怒り狂うほど、レスポンスが悪かったです。特にカメラはひどい。子供を写そうとしても、動き回る子供にはまったく追随できず、使い物になりませんでした。
それが、P903iになると、オートフォーカス対応もあって、ちゃんと設定すれば(そこが大変ですが)、かなりいけるようになっています。“もっさり”感もかなり低減しました。
[カメラは設定を覚えていてくれよ]
そのカメラですが、困ったのが、設定を覚えていないこと。これまでもそうだったんでしょうが、カメラが使い物になってくると気になります。
“設定を覚えていない”とはどういうことかというと、カメラ撮影時に、ホワイトバランスとか、輝度を変更します(特に夜間)。しかし、終話キーでリセットして、それから再度カメラを立ち上げると、先ほど設定したのが全部消えているのです。
私的には携帯カメラは、Blogのネタ画像撮影に多用したいのですが、そういう場合は、思いついたときにぱっと撮れなければなりません。設定なんてしてるヒマは無いのです。かといって、屋外で歩いているときに、携帯を開いたまま、カメラをOnにしたままというのはちょっと使いづらいです。普段はカメラを切っておく(待ち受けが出るようにしておく)のが正しい使い方ではないでしょうか。
個人の好みかもしれないので、“以前の設定記憶モード”とかがあればいいんですが…。
[あんしんキー]
P903iからは"あんしんキー"なるものが付いて来ます。これは、携帯電話とペアになっていて、あんしんキーと携帯電話の距離が一定以上になると、携帯電話にロックがかかるという代物です。
電池が不足してくると、妙にロックがかかることが多くなって来ます。すぐ横にいてもロックがかかるくらいだ。本来、電池不足になると、携帯電話側にアラートが上がるはずなんだが、どうもアラートが上がってないように思えます。
私の自宅は鉄筋コンクリートということもあり、あんしんキーの電波が貫通しません。そこで、自宅用、後ハンズフリー使用時のために、車載用のあんしんキーも買ってしまいました。結局、P903iには3個のあんしんキーを登録しています。
3個のキーを登録して、電池が不足している場合ですが、あんしんキーによって、携帯電話側にアラートが上がるもの、上がらないものがあるように思えます。どうもよくわかりません。登録順?それとも、後から買ったのがロットがあがっているとか?
[Bluetooth]
P902i、P903iとも、Bluetoothがあったからこれにしました。Bluetoothマニアなところは、またおいおい書きます。
それにしても、DoCoMoはBluetoothをPanasonic機と海外メーカー機しかつけないのでしょうか。SoftbankはもともとVodafoneのときからBluetooth搭載機は多いです。Softbankになって、低価格機には付けてないようですが、それでもハイエンド機にはほぼ付いています。
auはドコモ以上にBluetoothには消極的でしたが、大株主のTOYOTAの意向もあるのか、新プラットフォームKCP+には標準で付けるようです。実際、2007秋冬モデルのKCP搭載機には、すべてBluetoothが搭載されていました。
もっと多くの端末に搭載されることを願います。何せ、ハンズフリーやオーディオ接続では、一旦設定さえしてしまえば、毎日の接続作業は非常に楽です。
私のPLANTRONICS PULSAR 590Aはハンズフリーについては、ヘッドホンの電源を入れるだけでつながります(P903iはハンズフリー待ち受けにしておくこと)。これは楽ですわ。オーディオもそうなればいいんですが、なかなかそうはなっていません。私はオーディオはPDA hp iPAQ hx4700と繋ぐので、ここはiPAQからの手動接続にしています。
音質はやっぱり悪いです。こもったような音がします。
ケータイWatch スタパトロニクスMobile
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/28421.html
でスタパ斉藤氏も書いているように、なんかこもったような音。その代わり低音はでます。高音の抜けがどうも…。
あと、方式上仕方ないんですが、音が出るのにタイムラグがあります。通常の音楽を聴いている上では問題ありません。問題あるのは動画を見るときの音声です。映像と音声でちょっとタイムラグがあるように感じます。私はまぁ慣れの問題かとあきらめています。
それより、やっぱりコードレスで見れるという快適さの方が大きいです。
あとは、iPAQ hx4700からのBluetoothダイヤルアップですね。Bluetooth 1.2なんで、最大でも721kbpsしか出ないはずですが、384KbpsのFOMAには十分です。まぁ実際384k出ること自体が稀なはずで、大丈夫でしょう。
こちらについても、コードレスで通信できるのは快適です。電車の車内でもBluetoothが無いと、iPAQ hx4700にCFカードモデムを入れて、P903iとコードでつなげなければならず、非常に不恰好です。これが、Bluetoothだとコードレスですみます。スマートフォンの感覚で通信できるわけです。もちろんパケ代はかかりますが。
[カスタムジャケット]
P902iについては、純正ジャケットもかなり揃えたし、REMOLDEのジャケットとかも買っていました。しかし、P903iになると"ヒカリ"の要素がジャケットに盛り込まれるようになりました。純正ジャケットはそのあたりも考慮して作られていますが、他社製ジャケットはどうしても"絵"だけ描いたものになりがちで、純正に見劣ってしまいます。結局、P903iでは私は他社製ジャケットは買っていません。
ジャケット自体は(上記の点以外)あまり不満はありませんが、困るのはジャケットに合わせて壁紙や、メニューを差し替える“ケータイコーディネーター”アプリです。私は壁紙や、メニューなどもジャケットにあわせて書き換わるのが好きでこのツールを使っていますが、困る点がいくつかあります。
・画像はSDからも読むようにして欲しかった。
壁紙やメニューなどを差し替えると結構なデータ量になります。これらは"マイピクチャ"の"iモード"フォルダに置かれるが、ドコモ端末の欠点でメモリが非常に貧弱です(それも、auみたいに全機能で1つのメモリではなく、メロディ、画像と分離しているから始末が悪い。これはNやP以外も同じなのでしょうか?)。
今回、ケータイコーディネーターの画像データはSDに退避できるのですが、退避すると"ケータイコーディネーター"が読みに行きません。この場合はまた退避した画像を、本体に戻さねばならないのです。ちょっと面倒です。もちろん、パケット定額制であれば、新たにダウンロードすればいいではないかという話もあるんですが…(私はPDA通信を多用するので、パケットパック60に契約しているが、パケホーダイは契約していない)。
・着メロ、着うたは差し替えなくていいんですがが。
P902iはメロディは非対応でしたが、P903iはメロディまでオリジナルになってしまいます。私的にはメロディは自分の好きなものを選ぶのでこの点はいまいちです。もちろん、コーディネーターで設定後、また改めて設定変更すればいいんですが、ちょっと面倒です。
・ケータイコーディネーター自体の問題ではないが、壁紙にはカレンダーが入れられるとうれしい。
このあたりは着信アプリでカバーしろという話もあります。ただ、ちょうどいい大きさ(あまりでかくカレンダーが目立つと、壁紙のデザインを崩すのでダメ)のカレンダーを持つ、着信アプリって無いんですよね。
とりあえずこんなところです。
細かい問題はあるんですが、P902i、P901iに比べればおおむね満足できます。
P904iではどうなっているのでしょうか。P904iは私は買う気はないのですが、GSM、HSDPA搭載の905iは惹かれます。とはいえ、905シリーズはBluetooth搭載機はまたPのみなんでしょうかね?