iPAQ 212を使ってみて

とりあえず買ってみただけでは何もならないので、早速自宅PCとActiveSyncで接続してみました(私の自宅PCはWindowsXpです)。hx4700はWindowsMobile5、iPAQ 212はWindowsMobile6なので微妙な差があると思うが、この点については基本的にはなんら変わらないようだ。

 

まず、困ったところ。

・サムキーボードがない。
Bluetooth接続でHIDキーボードはサポートしているが、これまでhx4700で使ってきたサムキーボードがない。やはりいざというときに困るなぁ。

HIDキーボードはとりあえずexpansys.jpにサードパーティ製クレードルとともに発注してはいる。

 

・液晶がいまいち。

見づらいというわけではない。既にネット上でも話題になっているが、とにかくhx4700に比べて反応が「鈍い」のだ。画面にタッチしてワンテンポその状態を保持しないと反応してくれないようだ。

さらに、画面中央部はいいとして、画面端部の反応がなおさら悪いような気がしてならない。

これは、hpから出ているパッチ

http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/DriverDownload.jsp?lang=en&cc=us&prodNameId=3544113&taskId=135&prodTypeId=215348&prodSeriesId=3544059&lang=en&cc=us

HP iPAQ 200 Enterprise Handheld Series – Correction of LCD Manufacturer”s Name to SAMSUNG

を当てても状況は変わりません(多少心なしか改善されたかもしれないが…)。

あと、液晶自体も見づらいですね。純正液晶保護シートのせいかもしれません。純正液晶保護シートが切れたら、hx4700で気に入ったVis-a-Visの“Overlay Brilliant”でも付けてみようと思います。

 

・クレードルがない

自宅で置き場所に困るんですよね。クレードルだと刺しておけば充電されますから。
ただ、母艦PCとのシンクロは私はBluetoothを使っているので、クレードルは要らないんですが、あくまで気分の問題かもしれません。

 

・メールソフトが遅い

私は母艦PCとメールの同期をしている関係上、WindowsMobile純正のメーラを使っていますが、これがかなり遅くなっています。特に大容量のメールを見たときがひどいです。メールの後ろに行けば行くほどスクロールが遅くなる。テキストメールでも同じなので、メーラが腐っていると思います。今回、WindowsMobile6になるために、メーラにはhtmlメール対応がされたはずで、それによってスペックダウンしているとしか思えません。WindowsMobile5はこんな低速にはならなかったので。

 

とりあえずはこれくらいです。

 

次にいいところ。さすがに新型。高い金を出しただけあってhx4700に比べればいいところが多いです。

 

・速い!

メモリが多いせいでしょうか。さすがに速いです。hx4700 WM5 PagingPool 8MB機より全然速いです。PagingPool 8MBだとしばしばダンマリをこいたのですが、iPAQ212は止まりません。WindowsMedia再生をしてメモリが数MBになったときはさすがに遅くなりますが、それくらいですね。

特に、InternetExplorerが速い。802.11g無線LANを使うと、その威力がまざまざと見れます。メモリが増えたのか、それともWindowsMobile6で見直されたのかわかりませんが、とりあえずiPAQ212のブラウザは速いです。

また、動画再生をさせたときでも、hx4700より滑らかに再生できているような気がします(コマ落ちが少ない?)。メモリが多いからでしょうか。

メーラ以外は速度で不満はないなぁ…という感じです。

 

・タッチパネルじゃなくなってよかった

hx4700から乗り換えると特にそう思いますね。
私はあのタッチパネルに体を慣らしてしまいましたが、使いやすいとはとても思えません。

ちなみに、私が使ったiPAQで操作性がいいものから並べると…

iPAQ 3660
iPAQ 212
iPAQ hx4700(タッチパネル)
iPAQ h2210

となります。hx4700のタッチパネルも大概ひどいですが、h2210のあのナビゲーションキーはもっとひどかったので、タッチパネルで「あぁよくなったなぁ」と思ったものです。
まぁh2210はキー部をほとんどサムキーボードで覆っていましたけどね。

初代iPAQ 3660のナビゲーションキーは使いやすかったですねぇ。私は手が大柄なんですが、その手にもちょうど合うように作られています。“決定”の押し込み具合もちょうどいい感じです。212もよくなったのですが、上下移動がちょっとやりづらい。たまに左右に入ってしまいます。小さい手の人にはいいんでしょうけどね。

 

・Bluetoothで通信中に音楽が聴けます

これまでiPAQ hx4700では、Bluetoothで音楽を聴いたり(A2DP/AVRCP)、携帯電話で通信をしたり(DUP)していました。
ただし、A2DPで音楽を聴いているときに、DUPで通信を開始すると、音が途切れ途切れ(0.5秒置き)になってしまい、とても聞けたものではなかったのです。

これが、iPAQ 212でA2DPで音楽を聴いているときに、DUPで通信を開始すると、音楽が切れないのです。通信容量が多くなると、音質が明らかに落ちますが、それでも音楽を鳴らし続けます。hx4700では、一旦途切れ途切れになると、ずっと途切れ途切れだったので、相当進歩だと思います。

今は、
ヘッドホン:SONY DR-BT30QA(Bluetooth 2.0)
携帯電話:Panasonic P903i(Bluetooth 1.0)
で、携帯との通信が低速なのもあるのかもしれません。携帯側がBluetooth 2.0+EDRにしたときに、A2DPとの共存がどうなるか気になりますね。

WindowsMobile機 hp iPAQ 212購入

WindowsMobile機のhpのiPAQ 212を買いました。これまで、同じくhp iPAQ hx4700を使ってきたのですが、以下の点でそろそろ買い替えか…と思っていました。

 

・謎のリセット
バックアップバッテリ交換により、バックアップバッテリ警告や、時刻クリアトラブルからは脱したのですが、それが原因かわかりませんが、謎のリセットを頻発していました。
電源Offにしてしばらくたつと謎のリセットをしているから困ったものです。

これは、ついに原因がつかめませんでした。

・異常低速

PagingPoolを8MBにしたくらいではダメなんでしょうか。やはり、突如として遅くなる時がしばしばありました。hx4700 + WM5の限界だったのかもしれません。

 

DSCF0156

hp DirectPlusから来た箱。予想外に小さかったです。

 

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箱の中はこんな感じ。
オプションとして、純正スペアバッテリ、純正液晶保護シート、純正ベルトケースを購入しましたが、これらが入っていてこの大きさですから、iPAQの箱自体が小さくなっているわけです。

 

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hx4700の箱との比較。iPAQ200は箱はすごく小さくなってます。環境対策でしょうか。

 

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こうして比べるとよくわかります。

 

DSCF0161

全部出したらこんな感じ。
ちなみに、右上の青い紙は延長保証サービス“CarePack”の申込用紙。

 

DSCF0170

hx4700では落っことして壊したというのが結構あったので、今回はCarePack申し込んでみました。それも高い“アクシデントサポート”へ。

3年間買い換えないかどうかは1つの博打ですね。

 

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一緒に買ったオプション品。

左上は純正バッテリ。中央は液晶保護シート。

 

DSCF0171

ベルトケース。

 

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hx4700の純正ベルトケースと比べてみました。右がiPAQ200用ベルトケースです。一瞬「同じものか?」と思ったのですが、こうしてみると微妙に違います。iPAQ200はヘッドホン端子の場所がhx4700と違うのでその関係もあるのかもしれません。

 

DSCF0188

開けたところ。どちらもマグネットで蓋を固定するタイプです。hx4700で使っていましたが、マグネットが悪くなるとかはなかったですね。ベルト固定部も強かったです。そういう意味では高くてもいいケースだったと思います。

 

DSCF0172

純正バッテリです。既にネット上で話題になっていますが、hx4700の電池とほとんど変わりません。

 

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hx4700の純正電池と並べてみました。左がiPAQ 200の電池です。右の電池には「2’」と入れていますたが、私が識別用にマジックで書き込んだもので、新品電池にはこんな文字入っていません(電池が多くなると、識別しないとどれを充電したかわからなくなるんです…)。

 

DSCF0178

裏側。端子も同じですし、電池容量が違うだけじゃないかな…と思います。

そこで、試してみたのですが、hx4700にiPAQ200の電池は使えますし、逆にhx4700の電池をiPAQ 200に使うこともできます。

あと、hx4700の純正電池には、実は充電器がありました。クレードルとデイジーチェーンで接続するタイプです。

 

P1000070

これをiPAQ 200の電池充電に使えばどうなるでしょうか…?

やってみたところ、どうもうまくいっているようです。満容量になるとLEDはちゃんと点滅→点灯になります。その状態でiPAQ 200に電池を入れると、100%になっています。
電源周りなので、ちょっと不安なのですが、とりあえずはうまくいっています。

とはいえ、いまさらhx4700の純正電池は売っていませんねぇ。標準電池は売り切れみたいです。

http://h50146.www5.hp.com/support/ordercenter/parts/sph_hx4700.html

ど~しても欲しい方は、大容量バッテリの方にも充電器は付いています(以前に私が大容量バッテリを買ったときはそうでした)。こちらを選ぶという手はありますが…、iPAQ200にhx4700の大容量バッテリって、基本的には使えないでしょうからねぇ…。

 

DSCF0168

箱を開けるとこんな感じで入っています。クレードルが無いから、小さく出来たのでしょうか。

 

DSCF0180

取り出した本体。液晶保護シートが貼られています。

 

DSCF0181

液晶保護シートを外したところ。

 

DSCF0182

hx4700との比較。
ネットではiPAQ 200は「大きい!」といわれますが、hx4700と比べてもたいして大きくないです。iPAQ 100シリーズとかと比べるとそりゃ大きいですが、VGA液晶搭載すると、これくらい画面大きさないと小さすぎて見づらいと思うのですけどねぇ…(例:WILLCOM Advanced es W-ZERO3)。

 

DSCF0183

裏面。iPAQ200が何がいいかというと、表面が「滑りづらく」なったことです。満員電車とかでiPAQを両手で持ち替えたり、縦横を変える時に落としづらくて非常にいいです。

傷は付きやすいのかもしれませんけどね。

 

DSCF0184

バッテリの外し方です。
最初は「この蓋どうやって外すんだ?」とかなり迷いました。
結論から言うと、線のあたりに爪などをつっこんで蓋を下に引き下げる感じです。

 

DSCF0185

蓋を外すとこんな感じ。
iPAQ hx4700と違い、バッテリを入れると「タブ」を引っ張って出す必要があります。
ただ、hx4700は末期は謎のリセット、謎の電源落ちが多発していたところを考えても、接触不良を避けるにはこの方式がいいのかもしれません。

MapFanの詳細地図が増えている

私は、車(エリシオン)のナビ(ホンダメーカーオプション)がパイオニア製である為、相性がいいインクリメントPの“MapFan”シリーズをもっぱら使っています。MapFanから、ナビへ“ここです!メール”を送信したら、地点情報の送信が容易にできるからです。
特に、出先とかで、車に乗る前に携帯で車のナビに送信しておけば、車に乗ってから、Internavi→メール→メール内容表示→地点情報で行きたい地点の地図が表示できます。

PC版のMapFan.webはもちろんのこと、MapFan.webがスクロール地図でなかった為、専用アプリを使うMapFan.netも未だに契約しています。もうやめようかとは思ってますが…。
あとiモード版のiMapFan。こちらはアプリから目的地点を検索し、ナビに“ここです!メール”送信できるから便利です。

 

しかし、GoogleMapが出てくると一変。あちらは無料なのに、詳細地図が多かったんです。親戚が岐阜県中津川市にいるんですが、以前はこのあたりの詳細図があまりありませんでした(三菱電機工場の西側とか)。MapFanだけかなと思ったのですが、エリシオンのカーナビも同じなので、この時点でインクリメントPの地図に無かったのでしょう。

GoogleMapは元地図が住宅地図の“ゼンリン”製なので詳細地図に強いのは確かなんですが、無料の地図が詳細地図が多くて、有料の地図が少ないとなると、そりゃ納得いきませんよね。カーナビで詳細地図が無いと、大きな道はいいんですが、入り組んだ路地とかがあると、もうわけわからなくなります。

 

そこで、CEATECでもインクリメントPのブースで「MapFanの地図をせめてGoogleMapと同程度詳細地図を設けてよ」と言っておいたのですが、最近ちょっと見てみたら、確かに詳細地図がだんだん増えています。
これで親戚宅に行くのに便利になります。これまでだと、近くに来たらあとは知らん(細道は勝手に走れ)…って感じでしたからね。

 

こういうのを見るとうれしくなりますね。

あとは、この詳細地図が次回(2008/07)のホンダ純正ナビの地図更新に反映されるか…です。

デジタル放送対応MediaCenter画面

先週から日曜日にかけて、ようやくBuffalo、I/O DATA、ピクセラあたりから、PC用デジタル放送対応ボードが発売されました。デジタル放送を統括するD-Paから、PC用デジタル対応ボードに対しても、B-CASカードを出してもいい…という許可が出たからだそうです。

 

この許可に関係しない“PCワンセグチューナー”(ワンセグにはB)はすでに発売されて結構なヒットになっています。私から見たら、解像度も低い(ワンセグは320×240のはず)し、外には持ち出せないし、何がええねん…と思っていたのですが、“ちょいテレ”なんかは結構売れてるみたいですね。

 

遅ればせながらようやくPCの一般周辺機器もデジタル放送の仲間入りです。
偶然、ヨドバシAkibaやビックカメラ大宮に行く機会がありましたが、どちらも地デジ関連のブースには結構な人だかりです。

 

ただ、各社ともこれらのチューナーの操作には独自ソフトを用いています。そのためもあって、まだできることがまちまちです。BuffaloはBlu-rayでムーブできるが、他ベンダは未対応…等です。

 

やはり、WindowsVistaで標準対応してほしいところです。

 

Vistaのデジタル放送サポートはテレパソ復活の合図となるか
PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0519/mobile413.htm

 

これを見ると、ようやくWindows Vistaの新メディアセンター“Fiji”のリリースが近づいてきたみたいです。結構完成度の高い画面が並んでいます。

 

私がデジタル放送対応のMediaCenterに望むのは

・番組のムーブ対応
記事中でも「各社のプラグインで対応」となっていますが、自作機とかでもフォローしてほしいものです。もちろん、有料でプラグイン購入とかでもOKでしょう。
DVDへのムーブとか、Blu-rayへのムーブとかできて欲しいところです。

 

・PC買い換え時にデータの引き継ぎはできないか
多分無理でしょうね。今のWindowsMediaPlayer 11って、ライセンスのバックアップ機能すら外してしまいました。
要するに、「OS入れ替えたり、PC買い換えたら、コンテンツは1から買え」というスタンスに見えます。少なくともmora WINとかで買った音楽は、PC買い換えたら全部ダメになりますね。こんな状態でWindowsMediaプラットフォームでオンライン音楽購入を楽しむやつっているんでしょうかね。

ちょっと脱線しましたが、音楽ですらこんな状態ですから、著作権ガードガチガチのデジタル放送なんて絶対無理だろうなぁと思いつつ書いてみました。

無理だったら、やっぱりムーブでの外出しが重要になりますねぇ。

 

・番組リストのBS/CS放送への対応

すでにチューナーとしてピクセラからBS/110度CS対応チューナーが発売されているので、番組リストの対応も期待しちゃいますね。

 

・編集機能

PCなんですから、CMカットくらいしたいところです。
この辺もプラグインに期待したいですね。有料でも優秀なら買っちゃいます。

 

・モバイルデバイスへの転送機能

これは“ダビング10”実施後ですが、携帯やPDAなどモバイルデバイスへの転送機能を実装して欲しいです。
モバイルデバイスに転送(実際にはビットレートや解像度を落として変換→転送)したら、ダビング10のカウントが減ってもやむを得ないです。それでも、これがMediaCenter上で簡単にできれば、それだけで価値があると思います。WindowsMedia対応携帯や、スマートフォン、PDAが見直されると思います。

 

私はこれまでVistaではデジタル放送対応がされていなかった為、Vista+デジタル放送には移行せず、Xp+アナログ放送(canopus MTVX-WHF/Feather)でずっと来ました。ようやく、Vistaに移行できそうになってきたかなぁといったところです。

「SH906i」にBluetooth搭載

「SH906i」にBluetooth搭載
ITMedia +D Mobile
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0805/19/news043.html

ようやくドコモもBluetooth搭載機を増やす気になりましたか。
これまで、パナソニック+海外端末しかBluetooth搭載機はありませんでした。

それも、今回の“プラダフォン”などもBluetooth割愛されています。海外版“プラダフォン”には搭載されていたので、恐らくドコモが「要らん」と言ったと考えられます。
車のハンズフリーにはBluetoothワイヤレスは非常に便利なのですが、ドコモという会社はそういう社会的な要因は全然考えないのでしょう。

 

SoftBankが搭載機が多いのは、Vodafoneからの流れによるものだし、auがKCP+で標準搭載されたのは、恐らくTOYOTAからの影響かなとも思えるので、これらのキャリアがBluetoothに積極的とも思えないのですが、とりあえずドコモよりは搭載機は多いですね。

この際、90xシリーズは全機搭載してほしいんですけどね>ドコモ。

ETCゲートが開かない

連休に関西に帰ったときに、高速道路のゲートで怖い思いをした。
私は、名神→京滋バイパス→第二京阪道路と進み、第二京阪の終点“京田辺本線料金所”で料金を払う。
その際に、ETCカードを挿したかどうか疑問になって、超低速で進入した(それでも20km/h程度)。
が、ゲート直前になってもゲートは開かず。

 

焦ってETCリーダーを調べてもカードは入っている。といっても、もうリーダーからカードを出した以上、どうしようもない。

運良く後続車は来ない。ハザードを付けて、バックする。もちろん、後続車の進入に邪魔にならない場所へである。

 

本来はETCのサイトでも、「停止して係員を待つ」ように指示されている。バックするのはかなり危険だからだ。

しかし、この“京田辺本線料金所”はETCブースは1つしか無く、いつ後続が来るか気が気じゃない。あわててバックしてしまった次第。

 

後続が3台くらいETCブースに来たのでバックした箇所でそれをやりすごす。

このときになって係員が来ようとしているが、ETCブースに高速で来る車が多く、こちらにこれない。ETCカードリーダーにカードを再度差し込み、後続が来ていないことを確認して低速で進入。

 

今度はゲートが開く。

 

それにしても恐ろしかった。しかし、カードはリーダーに入っていたように思える。ではなぜ反応しなかったのか。もっとゲートに迫るべきだったのか。リーダーとICカードの接触が悪かったのか?今となってはよくわからない。

 

また、ETCブースが1箇所しかない料金所の場合、ブースで停止して係員を待つこと自体が恐怖である。ハザードを付けても、ETCが利用できるところはここしかない(この料金所はETC/一般ブースすら他にない)。このようにエラーが出るものであれば、もう少し、ETC/一般 ブースを他に設けていただくとかできないものだろうか。

今後言えることはカードをリーダーに差し込んだときに、ナビシステムに表示されるメッセージ“ETCの利用が可能です”をちゃんと確認することしかないようだ。

関西にエリシオンで帰ってみた

5月の連休に関西に車で帰りました。
エリシオンにとっては初めての関西行きです。
関西まで片道500km超。東京都心までは走ったことはありますが、関西までは初めてです。

 

ルートは、
関越東松山IC

↓関越

藤岡JCT

↓上信越

更埴JCT

↓長野

岡谷JCT

↓中央

中津川IC

 

と中津川で小休憩します。中津川で親戚宅に寄ります。

 

中津川IC

↓中央

小牧JCT

↓名神

瀬田東JCT

↓京滋BP

久御山JCT

↓第二京阪

枚方東

 

と、一般的なルートに比べるとちょっと遠回りとなります。今なら、

 

圏央道川島

八王子JCT
で中央道に入った方が距離は短いです。

 

私のナビに圏央道あきる野-八王子JCT、川島-鶴ヶ島JCTが記載されていないこと。あとは、上信越道、長野道の方が空いているのでは…と思い、このようなルートにしました。

 

連休渋滞を避けるため、間の平日に休暇をとっての移動としました。JARTICのWebの連休渋滞予測でも該当日の該当ルート上には渋滞はありません。

関越道東松山ICから入ると、平日にもかかわらず、交通量が多いです。それも一般車っぽいのが多いようです。どうも私と同じように休暇をとって移動する車も多いように見えます。

藤岡JCTから上信越に入りますが、まだ混んでます。片側3車線の関越から2車線の上信越になったのもあるでしょう。それでも、碓氷軽井沢で相当数の車が降りていき、ようやく高速は空くようになりました。

 

今回便利だったのが“クルーズコントロール”(クルコン)です。これまでもしばしば高速で使ったことはありますが、30分程度と短時間だったり、首都高では交通量が多すぎて使い物にならなかったりして、今回のように長時間の使用は初めてです。
空いている上信越、長野道はクルコンを使うには良さそうだというのも今回このルートを選択した理由でもあります。

DSCF0128

クルコン使用時には、まずクルコンのスイッチ(ハンドルに付いている)を入れ、設定したい速度に車が達した時点で“SET”を押下します。慣れないとちょっと神経を使います。厳密に設定できなくても全然かまわないのです。後から“SET/RESUME”で速度を上下できるからです。

神経を使う前に“SET”押しちゃいましょう。という私も100km/hぴたりにセットしてしまう方なのですが。

いったんセットしたら、後は車が設定速度に近くなるように走ってくれます。アクセルを踏む必要はありません。普通の上り下りなら、+-3km/h程度で走ってくれました。上りなら勝手に増速し、下りなら増速を切っています。

たまに急な下り坂のときにどんどん加速してしまいます。私の場合は115km/hまで速度が出てあわてて私がブレーキを踏んだことがありました。クルコンはエンジンブレーキでの減速はしてくれますが、ブレーキを制御してまでは減速してはくれないようです。また、エンブレでの減速もギアを落として減速することはあまりやってくれないように思えました。やはり過信は禁物ですね。

私は基本的に100km/hにクルコンをセットして走りました。ちょっと遅いように思えますがこの程度が一番疲れずに走れるようです。今回クルコンを使う目的は、楽して高速を走ることであり、決して飛ばすことではないのでこれでいいのです。左の走行車線を流れに乗って走る際にクルコンの威力があります。右の追い越し車線を飛ばす際にはクルコンは要らないのです。

80km/h規制がかかっているところなどはさらに速度を落として90km/hくらいにセットした方が流れに乗って進めるようです。

 

カタログやWebサイトではクルコンの設定速度は100km/h以下になっていますが、実際は何km以下なのでしょうか?
これは私のV6エリシオンについては110km/hが正解です。120km/hで“SET”しても、110km/hに設定されるようで車はすぐ110km/hに落ちます。

クルコンを100km/hにセットして走ると、確かに楽です。上りでアクセルを踏む必要がありません。上信越や長野道では結構きつい上りもありますが、ここもアクセルは自動制御で定速で上っていきます。これは楽です。下りと他車が前にいたときにだけブレーキを使えばいいのです。

慣れてくると、他車が前に現れると、自分でアクセルを踏んで、増速して追い抜くか、“CANCEL”スイッチを押下して、クルコンを切り、エンブレで減速して、追い抜きのタイミングを図るようになりました。

ブレーキを踏んでもクルコンは解除できますが、再度クルコンを使うときに、また設定速まで上げて“SET”押下する必要があります。“CANCEL”スイッチ押下の解除だと、後から“RESUME”押下で元に設定速まで戻ってくれます。こちらの方が便利です。

 

このように積極的に使うようになると、もっと高性能なミリ波レーダーを使ったクルーズコントロール(HondaではIHCCと呼称)が欲しくなります。私が手動でやっている減速操作が自動でやってくれるとなると、もっと楽だと思うのです(過信は禁物ですが)。
極端な話、ハンドル操作と、追い越しの加速さえすれば、都市間高速の空いている区間はクルージングできるかなと思うのです(首都高など混んでいるところは無理でしょう)。ただ、今でも装備に30万とかかかるようで、車の買い換え時にこの手のデバイスの搭載許可がヨメさんから出るとは思えませんが…。

 

あと、今回便利だと思ったものに“オートライトコントロール”があります。これまで、私は“オートライトコントロール”はあまり使っていませんでした。

私は薄暮でも安全のためにライトを灯けます。しかし、エリシオンの“オートライトコントロール”はかなり暗くならないとライトを点灯しません。そのため、私は手動でライトを点けていました。普段は“オートライトコントロール”は使っていなかったのです。

今回、上信越道、長野道を走りましたが、トンネルが連続する箇所があります。そういう箇所で“オートライトコントロール”が威力を発揮しました。何も考えなくても、トンネルに入ればライトを点け、トンネルを出ればライトを切ってくれます。トンネルが連続する高速道路ではこれは非常に楽です。

 

今回は、クルーズコントロールと、オートライトコントロールをOnにして、上信越道、長野道とクルージングしていったわけですが、アクセルワーク、ライト点灯などの操作が要らず、(空いている区間であれば)ハンドル操作だけに集中すればいいわけで、そういう意味では非常に楽です。

もちろん、長野道(松本-岡谷)、名神(米原以西)はやはり混んでいて、クルコン入れてもすぐキャンセルや追い越しなどがあって、なかなか楽はさせてもらえなかったのですが…。

首都圏-関西の移動が楽になったかというと、やはり長時間椅子に座って運転しているわけで、疲れることは疲れるんですが、空いている区間で多少楽ができるので、ちょっとはましかなぁと言う感じでしょうか。足首が痛くなるとかは無かったので、それだけでもよかったと思います。

 

あと、移動時に威力を発揮したのが“リアエンターテイメントシステム”。純正のリアモニターです。3歳と0歳の子供なんぞは車窓を見ていても退屈なだけです。3歳の子供には、もっぱらDVDでアニメを見せていました。寝たらアニメを切る…という感じで関西まで持たせました。また、この日の為に新作アニメDVDを買っておき、この日に初めてみせるようにしました。このようにして8時間退屈しのぎをしました。

0歳の子供はすぐチャイルドシートで寝てくれました。とはいえ、4時間おきにミルクや離乳食が来るので、サービスエリア位置確認は必須です(そのため、ナビに登録されているルートだけにしたというのもあります)。PAではチャイルドルームは無いこともあり、できるだけSAで休憩を取るようにしました。PAはトイレに止まるくらいでしょうか。

それでもさすがに栗東あたりになると、0歳児も退屈でぐずりました。こうなるといったんPAで止まって、降ろして面倒を見るしかないですね。

 

今回の燃費ですが、行き、帰りとも10.5km/Lを出しました。普段が4~5km/Lであり、遠乗りしたときだけ6~7km/L台に乗るという状況だったので、この数値は予想以上です。埼玉で満タンにして、関西まで走りきりました(関西に着いた時点で燃料警告は出ましたが)。クルコンでコンスタントに100km/hにして巡航したので、可変シリンダーでも3気筒になっていることが多かったのではないでしょうか。

DVDドライブ修理代

DVD-RAMドライブPanasonic LF-M821JDが壊れた件<<>>ですが、連休前にビックカメラに修理に出したのですが、ようやく見積額が来ました。

 

ピックアップ交換で\20400。

 

さすがに高い。想定内の最上って感じ。

ただ、こちら<<>>でも書いたとおり、代替ドライブが無いんですよね。殻付き(ジャケット対応)DVD-RAMドライブ自体が最早出ていない。代替ドライブで考えられるのが、同じPanasonicのBDドライブとかですが、今更、ATAドライブでも無いだろうって感じがします。次期マシンはSATAベースにする予定なので。

しかし、今使っているマザーボードは、SATA IFはあるにはありますが、最初にSATA HDDを使ったときに、サスペンドからの復旧とかが超不調だった関係上、今はSATAを封印しています。今更、使いたくありません。

また、ジャケット無しDVD-RAMとか、DVD-RW対応ドライブだと安いでしょうが、これまで殻付きDVD-RAMを使ってきたのに、今更DVD-RWとかに移行したくはありません。移行するならBDベースにしたいものです。

そう考えると、\20000でもしゃあないかなぁ。

DVD-RAMドライブが壊れた!!

 

バックアップ用に320GB HDDを導入したのですが、それと時期を同じくして、DVD-RAMドライブが壊れてしまいました。

私は、X68000の頃からMOドライブを使っており、ずっと記録メディアは3.5インチFDのように「ケースに入ったほうが安全」と考えています。いくら多少指紋がついても大丈夫…と言っても、ケースに入っていた方がなお安全です。ケースが無ければ傷が付いて、そこからエラーとなることもありえます。

実際、近くのレンタル屋でレンタルDVDを借りてきたら、恐ろしいくらいに傷が付いています。当然針飛びすることもしばしばありますが、レンタル屋の店員は針飛びまでチェックしませんので、こちらが指摘する必要があります。

ケースに入っていればこれらも防げたかも知れません。

もちろん、家電製品なんだから、コストダウン優先はわかるんですけどね…。

 

という訳で、私は光学ドライブはジャケット付きDVD-RAMを読み込めるPanasonicのLF-M821JDを使っています。これだと、DVD-Rや+RのDLも使えるので、かなり使い勝手がいいです。

 

この、LF-M821JDですが、昨日突然DVD-RAMドライブに何を入れてもエラーが出るようになりました。

DVD-Rを入れても、DVD-Videoを入れても、DVD-RAMを入れてもダメ。
ドライブはBIOSで認識していますし、Windowsの“このディスクを取り出す”も正常に動きますが、メディアを認識しません。

増設HDDの影響かと思い、増設HDDからIDEケーブルと電源ケーブルを外しましたが事象は変わりません。

起動時にCD-ROMブートを試しましたが、Windows2000起動CDを認識しないので、どうもハードウェア故障っぽいです。故障に増設HDDが影響している可能性は否定できませんが、今のところは偶然同じタイミングで壊れたっぽいかんじです。

 

ヤフオクでこのLF-M821JDを探すと、数千円で取引されています。恐らく修理は最低7~8千円はかかるでしょうから、まず割が合いません。ただ、HDDもそうですが、光学ドライブも消耗品なので、中古を買ってもすぐに壊れる可能性があります。先日のバックアップ用HDDは例え壊れても、メインHDDと同時に壊れない限りは問題ありませんが、光学ドライブは1台しか持っていないので、壊れると結構困ります。

代替に新しいものを買うとしても、ジャケット付きDVD-RAMが使えるドライブは最早出ていません。Panasonic製も、次期の光学ドライブはBlu-Rayドライブとなり、DVD-RAMはジャケット無ししか使えないのです。そのBlu-Rayドライブはなんと\40000程度するので、さすがに手が出ません。

とはいえ、他社ドライブを買って、DVD-RAMをジャケット外して使うのもちょっと気が引けます。

そうなると、数千円~1万円出しても、修理した方がいいんですかね…。

バックアップ用に320GB HDDを導入

 

【はじめに】

私のPCは、
・SDカードリーダー(Panasonicの著作権対応型)
・メモリースティックリーダー(SONYの著作権対応型)
・CompactFlashリーダー(SunDisk)
・MOドライブ(I/O DATA IEEE1394接続)

とたくさん外部ドライブが付いているのですが、HDDは300GBが1台しかありません。これで、動画キャプチャなどの多量データをさばいていました。動画を扱うと300GBでも余裕はありません。キャプチャしたデータをできるだけ早急にMPEG2からWMVに変換(変換したら容量が半分になる)することによって、なんとか耐えている感じです。

 

そのHDDが最近異音を発するようになりました。これまで、S.M.A.R.Tなんて使ったことがなかったのですが、パラメータを見ていると、結構ヤバ目。

 

そこで、同一容量のHDDを増設することにしました。とはいえ、バックアップ用なので、新品ではなくてもいいと思います(1台目と2台目が同時に壊れなければいい)。中古品をヤフオクで落としました。

ただ、ヤフオクに出ているHDDも、最近はS-ATAが主であり、私が使うようなIDE(P-ATA 133)はあまりありません。あっても結構競り合いがあって、値段は思うように下がりませんでした。

 

【HDDが来た】

ようやく、HDDを導入したので、PCを久々にバラします。今更になって気がついたのが、入れ場所に困るという点。まず、3.5インチベイの空きがあまりありません。私のケース自体も古いもので、大昔によく使われた“GTシリーズ(GT-212ATX)”が未だに現役です。さすがにAthlon Xp(Barton)の大放熱には厳しく、前面の使っていない5インチベイドライブ蓋はメッシュのものに交換していますが。

このGTケースは、ベイの数もそれほどありません。
5インチベイ:2
3.5インチベイ:1+2
3.5インチシャドウベイ:2
です。これを見るとたくさんあるような気がするのですが、これらの格納スペースにはほとんど隙間がありません。HDDはできれば近接して置きたくありません。放熱の関係上、少し離した方が理想と思います。

そうなると、もう空きは3.5インチベイ1つと、5インチベイ1つしか無いです。
今回は、3.5インチベイに格納しました。

IDEチャネルもHDD、DVD-RAMドライブとプライマリ、セカンダリのそれぞれマスターを使っていますので、今回増設用のHDDはプライマリスレーブに接続します。

ただ、ケーブルが案外太い。私のマシンは放熱の為にフラットケーブルをやめて、束になったものに切り替えているので、取り回しはいいはずなのですが、それでも厳しい。もう1から作り直せればどれほど楽か…と思う次第です。

また、私の電源は電源ケーブルは切り離し式になっていて、最小限のものしか接続していません。HDDを増設するなら、電源ケーブルも新たに電源ユニットに接続する必要があります。

とりあえずこれらを接続し、BIOSから起動します。あっさりと正常に認識し、立ち上がりました。

 

【セットアップに案外苦しむ】

私のWindowsXpはProfessionalですが、“管理ツール”があります。これを使って、ディスクの領域解放、確保を行います。HDDは予めFAT32で2分割されていましたが、これを解放し、新たにFAT32で1つで確保します。

なぜ、FAT32にするのか。私の1台目のHDDはNTFSです。私は元々仕事でもWindowsNT(NT 4.0)使いだったので、NTFSはデフォでした。んが、今回はFAT32にします。
それは、NTFSでフォーマットすると、万が一クラッシュしたときにリカバリがしづらいだろうという意識からです。以前にクラッシュした時に、他のPCにNTFSのHDDを接続したら、セキュリティガードがあって、殆どのファイルを取得できなかったのです(マウントすらできなかったような覚えもありますが、多分やり方が悪かったんでしょう)。
FATだと、セキュリティも関係なく、すぐに復旧できるはずだと考えたからです。まさか、FATに様々な制限があるとは、この時点では思いもしませんでした。

んが、ここで問題。WindowsXpって、FAT32を32GBまでしかフォーマットできないようなのです。なんじゃそりゃ。わけわからん制約だなぁ。意味なさすぎ。
I/O DATAやBuffaloなど各社からフォーマッタが出ているのでこれでフォーマットします。

早速WindowsXpのバックアップツールでバックアップしようとしたら

 

「ファイルの容量制限」

 

で引っかかりました。FAT32って最大容量が4GBだったんですね。知りませんでした。

こうなると、ファイルを丸ごとコピーする方式にするか、それともNTFSにするか…です。
ちょっと調べたところ、NTFSは他のPCに接続は可能なのだそうです。以前に接続で苦しんだような気がするのですが、何でなのでしょうかね…。
ただ、NTFSのセキュリティ(アクセス権限)については、問題が出るので、このようなナレッジをマイクロソフトが公開しています。

Windows XP でファイルまたはフォルダの所有権を取得する方法
マイクロソフト
http://support.microsoft.com/?scid=kb;ja;308421&spid=3221&sid=global

とりあえず家に帰ったら、増設ドライブをNTFSでフォーマットし直して、バックアップ再トライですね。

できれば、ATコマンドかタスクとかで定時起動にしておきたいところです。