Internavi FOMAアダプター I/O DATA NVFMシリーズ

私の車はHonda エリシオンですが、MOP(メーカーオプション)ナビを付けています。
以前の記事にも書いたとおり、エリシオンのMOPナビはそのままだとFOMA等の3Gケータイの接続ができません。

だが、I/O DATAが接続アダプターを発売していて、FOMA携帯電話の接続を行うことができます。

I/O DATA NVPDC-IMT2K/S
http://www.iodata.jp/prod/mobile/keitai/2005/nvpdc_imt2k/index.htm

ただし、以前の記事にも書いたとおり、このアダプターはFOMA携帯電話をPDC携帯電話に「化かして」接続するアダプターです。よって、通信速度はPDC相当(28800bps/9600bps)しか出すことはできません。エリシオンのMOPナビだと9600bpsしか出ません。これでは、Internaviを5分間隔取得にしていると、2分程度は「取得中」メッセージが出てしまい、その間音声認識はできないわ(これはエリシオンナビの欠点)、パケ代は余計にかかるわ(高速のものをわざと低速にしている以上、NW上の調停制御に余計なパケットを使っているはずだ)いいことがありません。

よって、私は普段はInternaviのネットワーク接続はWILLCOMのPCカード(\1000/月のインターナビプラン)を利用し、FOMAアダプターはハンズフリー用として使っています。まぁ遠出の時とかWILLCOMでは繋がりにくい場合はFOMAで受信をしています。

そういう状況で、新型の“NVFMH-CGH”が発売されたという記事が、Honda Internaviサイトに掲載されました。

I/O DATA NVFMH-CGH
http://www.iodata.jp/prod/mobile/keitai/2008/nvfm/index.htm

I/O DATAの記事中に

従来モデル(NVPDC-IMT2Kシリーズ)よりも、約40%(体積比)コンパクトになりました!

とあり、非常に気になって、さらに

2月末まで発売記念キャンペーン エレクトロタップハーネスNVOP-ELHが付いてお値段据え置き!
http://www.ioplaza.jp/shop/contents/07nvpdc.aspx?affiliate=ioNVFMH

の記事につい購入ボタンを押してしまいました。

でも、同じ機能のアダプターをわざわざ買い換えるにはある程度理由があります。それはエリシオン(恐らくオデッセイも)の“センターテーブル”の為です。

P1000079

センターテーブルの蓋を開けた状態です。
エリシオン/オデッセイMOPナビはセンターテーブルの中にこのような小さなボックスがあり、この中にナビと接続する“携帯電話ケーブル”が伸びているようになっています。

このボックスが案外狭いんですわ。

画像を見てもわかるように左上から伸びるナビと繋がるPDCケーブルは一度巻いてFOMAアダプターに繋がっています。それも、右端はかなり無理して繋いでいます(直角近くに曲がっている)。が、FOMAアダプターの反対側もぎりぎりでPDCケーブルをくぐって、上に持ってきて、FOMA携帯電話と繋ぐという構成にしています。

その為、FOMA携帯電話の着脱がしづらいんですわ。


P1000068

さて、購入したNVFMH-CGH一式です。実際にはマニュアルもありますが、箱に入れたままです。右上は今回オマケのエレクトロタップハーネス“NVOP-ELH”です。

P1000070

FOMAアダプターNVFMH-CGH本体です。
ぱっと見てわかるのは、従来品よりFOMA携帯電話接続コードが長いこと。これは、私のような狭いところに入れるユーザーには困った“改良”です。う~ん。

P1000074

NVFMH-CGHを拡大。
LEDの数は従来品と同じはず(比べてませんが)。
向こう側の“FOMA”表示のところから作りつけのFOMA携帯電話接続コードが伸び、手前側(“NAVIGATION”表示)に、PDCケーブル、電源ケーブルを繋ぎます。

P1000076

携帯電話カメラはピンボケで困ります。今度からデジカメでVGAモードにしようかな…。
NVFMH-CGHのPDC接続部です。左がPDCケーブル接続部。右が電源です。電源は付属のシガーライターアダプタか、オプションのNVOP-ELHが繋がります。

P1000082

従来品NVPDC-IMT2Kとの大きさ比較。
上から見ただけでこれほど違います。予想以上でした。分厚さはあまり変わらない感じがしましたが、1~2mm薄くなってるかな?

P1000084

NVFMH-CGHをエリシオンのセンターテーブルに入れてみました。
NVPDC-IMT2Kよりは余裕がありますが、予想ほど余裕はありません。

・FOMA接続ケーブルが長すぎ。
その為に私の車でもかなり巻いて場所を調節しています。
まぁ他車は長いほうがいいんでしょうが、エリシオン/オデッセイは短いほうがよかったなぁ。
この後、もっと大きく巻きなおして、ある程度すっきりさせました。
・シガーライターソケットからの電源
電源コードは2本ですね。NVPDC-IMT2Kは2本が一体化していました。

まぁ多少余裕が出たから、よしとするかなぁ。ただ、この程度なら、買うまでもないか?と思う人がいるのは確かです。私もこの画像を見ると、買うのをやめちゃうかもしれません。

まぁ人柱ということで…。

あと、NVFMH-CGHは充電機能があります。NVPDC-IMT2Kもドコモ純正のアダプタを買って接続すれば、携帯充電は可能でしたが、FOMAアダプタと充電用と2つシガーライターソケットが要るということと、配線が煩雑になるので、結局ほとんどやりませんでした。新型のNVFMH-CGHは側面スイッチを切り替えるだけで、充電ができます。これは結構いいかも。

次は、NVOP-ELHによる電源取得ですね。とはいえ、他の人みたいに自前工事の自信は無いので、ディーラーさんとかにやってもらうことになるでしょうが…。ヒューズからテーブルを貫通してすっきりできるか?またそんな手間のかかる工事をやっていただけるか?ですね。

夜行列車を広告に使うなら…

P1000085

JR EAST MIDNIGHT TRAIN
http://www.j-wave.co.jp/original/midnighttrain/

の車内吊り広告です。
ちょっとピンボケ気味でスミマセン。
中央にブルートレインの最後尾があります。

PRに夜行列車を使うんだったら、夜行列車全廃しないでね…と思った次第。

広告のイラストは、金色三本線があるから、“北斗星”か、“北陸”なんでしょうか?
こちらはまだ大丈夫ですが、客車が老朽化していますから、いずれは…という気もします。北斗星がやばいのは、北海道新幹線開業時。北陸がやばいのは北陸新幹線金沢開業時でしょう。

九州行きなんて、もう風前の灯ですからねぇ。九州行きも北海道行き(カシオペア)と同じように企画列車でいけそうな気もしますが(日によって長崎行き、熊本行きを分ける)、それだけのコストに需要がないという判断なんでしょうねぇ。

ただ、夜行列車が普段から走ってないと、「夜行列車」というのがそもそも選択肢に出てこないような気もします。私は大学生から3月に廃止になる“銀河”を相当使ってきましたが、他の人に聞くと、そもそも大阪に行くのに“銀河”という選択肢がないそうな。

・新幹線
・飛行機
・夜行バス

くらいが選択肢で、あとは無いそうな。

実際に使ってみると、時間的には結構使いやすい。23時に東京を出て、7時半には大阪に着くので、東京で飲み会を1次会か2次会の半ばまでいて、列車で移動することもできました。
大阪に着いてから、朝飯食ってから仕事とかもできましたし、結構使いではよかったです。

ただ、設備、料金はというと…。B寝台利用なら、新幹線とほぼ同等ですが、横70cmで寝返りが厳しい寝台。知らない人と同じボックスになると、イビキの直撃を受けます(これはA寝台も同じですが)。通路とはカーテンしか仕切られておらず、このご時勢の防犯対策としては弱いです。

A寝台になると、横1mになって、寝返りも打てますし、荷物も置きやすくなります。が、そうなると寝台料金だけで\10000。全額でほぼ新幹線グリーン車です。そうなると、グリーン車でこの設備?といわれてしまうわけです。相変わらず仕切りはカーテンだけですし、布団もJR標準の布団(ちょっとでかいかも)ですから…。スリッパは付きますがこれもビニール袋に入った規格品。

これでは、満席になるのが盆正月GWだけというのもわかります。
(私はそういう時を多く使ってきたので、あまり利用が悪いという印象がないのですが)
もう少し設備がよければ…とも思いますが、設備がいい“サンライズ”の利用もそれほど高くないという現状では新たに投資は出来なかったのでしょう。
そういう私も近年は“銀河”の利用はあまりありませんでした。東京発21時までであれば“のぞみ”か、関空着の飛行機で十分帰れます。そうなると、なかなか“銀河”を使うこともなかったのです。仕事がおしていて、どうしてもやばそうな時くらいでしょうか。

3月までにもう一度乗ってみたかったのですが、予定がないので、多分無理でしょうね…。

機動戦士ガンダム The ORIGIN 愛蔵版

P1000077

通常版の“ORIGIN”はどこでもあるんですが、愛蔵版は通販しかないかと思っていたのですが、上野駅で見つけたので買っちゃいました。

ORIGINは先にTVで放映されていないオリジナルのストーリーである“シャア・セイラ編”、“開戦編”、“ルウム編”を先に買っちゃいました。最初から揃えようかと思ったのですが、最初のほうは愛蔵版が出ているので、そちらを買おうと思っていたところでした。
愛蔵版は通常版に比べて値段は高いです。倍以上なのかな?

愛蔵版\2500
通常版は確か\500程度?

ただ、カラーページが多いです。かなり見ごたえがあります。個人的にはこっちを買ってよかったという気がします。

・今から見て辻褄が合わない部分がかなり補正されています。ホワイトベースには実際にはもっとモビルスーツがあるだろう…とか、ガンタンク、ガンキャノンは既に量産化されているとか。大気圏突入時の設定とか(ホワイトベースの翼が閉じる、ガンダムはホワイトベースの影で大気圏突入する…等)。
・ブライトさんがけっこうちゃめっけあふれる感じに描かれています。若いからこれでいいのかな。
・戦闘シーンはさすがにアニメの方がわかりやすいねぇ。仕方ないんですが。

続きも見たいのですが、値段が高いからおいそれと買えません。

もうそろそろ、コピー回数制限はやめませんか

ITMedia
「ダビング10」はコピーワンスの緩和か
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0711/06/news033.html

この文中にありますが、ホリプロの社長が、コピーワンスの再検討会(総務省の情報通信委員会内の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」)で、

「無限コピーがなぜいるかわからない」と言われた
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/digitalcontent/pdf/070309_2.pdf

ようです。ありますが、私なりの回答です。

・基本的にコンテンツは自宅の端末にダウンロードされる。HDDレコーダとかPCとかになる。
・ただし、それを見るのは自宅とは限らない。携帯やモバイルデバイス(PDAやiPodのようなデバイス)でも見れるようにして欲しい。

この条件をまず満たすことです。

現状のコピーワンスではこれを満たせません。ムーブとかでは、HD→SD…それも携帯にあわせると、QVGAなどになってしまいます。QVGA→HDに戻せればいいんですが、HD→QVGA時に情報が欠落してますから、無理ですよね…。

コンテンツが見ればすぐ消すという前提であればいいでしょうが、保存したいというのであれば、HDで保存したいものですよね。少なくともQVGAはいやです。

それとも、権利者、放送局側は「保存など考えずに、放送局が販売するDVDを買ってくれ」とでも言うのでしょうか(多分そう言うんだろうなぁ)。
しかし、それはこれまでアナログ放送時代にできた“エアチェック”ということができなくなっていますよね。それって「地上デジタル放送になったデメリット」と言えるんじゃないですか?権利者、放送局は都合悪いこと全然言いませんが。

モバイルデバイスでもHDクオリティで見れれば、問題解決では?という気もしますが、携帯デバイスでHDクオリティを見るのは、消費電力とかを考えると、現実的ではないですよね。

すると、
・自宅のレコーダではHDのコンテンツを保存。
・HDコンテンツをモバイルデバイスにコピー(コピー時に解像度変換)
となります。

この時点で、(HDで保存することを前提とするならば)コピーが絶対に発生しうるのです。


上記条件を満たすには、それなりの仕掛けが要ります。しかし、現状のDRMはそれを十分に満たしているとは思えません。

まず、現状の地上デジタル放送で使われているコピーワンス。
これはムーブでモバイルデバイスに変換はできるでしょうが、前述のように、HDに戻せません。

ダビング10であれば、ある程度回数がいけるから、それでいいんじゃないか?と思います。実際使ってみればそうかもしれません。

が、それって、携帯デバイスを何度も買い換えていれば、そのうち転送ができなくなるって言ってますよね。

今の携帯デバイス…携帯電話やiPodなどは世代交代が激しく、半年おきに新機種が出ています。1~2年おきに買い換えるのであれば、そのうち(たとえば10年たてば)転送ができなくなる…というのもありえるんじゃないでしょうか。

もちろん、そんなに動画コンテンツを頻繁に見るのか?という話もありますが、理屈上はありえますよね。もちろん使ってみて「あぁそんなこと実際はほとんどひっかからないから、心配するほうがナンセンス」という可能性もあるんですが。


この点でもっとひっかかりそうなのが音楽コンテンツ。

今のWindows Mediaの音楽配信サービスは、ほとんどのレコード会社は、「3回のみ転送可能」としています。ダビング10よりもっとひどい。

☆ただし、EMIはモバイルデバイスへのコピーは無制限です。

それって、3回モバイルデバイスを買い換えたら、それでコピーできないって言ってますよね。だから、私はmora WinなどのWindows Mediaの音楽配信は使わないんです。
使うとしても、シングル版のみでしょうね。シングルなら大抵はアルバムに収容されますから、いずれ消してしまってもいいわけです。

アルバムについては、私は今でもレンタルCDからWindows Media Playerでリッピングして取り込んでいます。そうすれば、「3回のみ転送可能」などくだらない制限を回避できます。もちろん、それを他人に渡したりなどはしていません。

そもそも、Windows Mediaをやめて、iPodにしたら?とも言われます。iPodのiTunes Music StoreのDRMはもっとゆるやかで、バックアップも取りやすく、転送回数のくだらない制限はありません。

ただ、今使っているPDAがWindowsMobileなので、これで音楽再生をさせたほうが、デバイスが1台ですむのと、これまでの蓄積があるので、未だにWindowsMediaを使っています。

あと、AppleのFairPlay(iTunesのDRM)と並んで、案外いいんじゃない?と思うDRMはSonyのOpenMGです。SonicStageで使われているものです。これも、転送回数は3回までです。ただし、モバイルデバイスに転送したコンテンツを、PCに「戻す」(チェックインといいます)ことができるのです。「戻す」時点で転送回数カウントも戻ります。この違いは大きいです。

それも、SonicStageはモバイルデバイスへの転送だけでなく、MiniDisc(NetMD)への転送もできますが、なんとこちらもチェックインができます。その時点でカウントが戻ります。素晴らしいですね。なんでSonyができてMicrosoftができないのか疑問ですね~。

バックアップもSonicStageはよく考えられていて、HDDやリムーバブルデバイスへのバックアップを取ることができます。

ネットでは評判がイマイチのSonicStage(OpenMG)ですが、WindowsMediaよりは数段上だと思わざるをえません。

ウチは、ヨメさんが独身時代からずっとSONYでOpenMG使いで、私がWindowsMediaだから、同じコンテンツが別フォーマットで取り込まれるという、ある意味HDDの無駄遣い状態になっています。だから、Windows MediaとSonicStageの使い比べができるわけです(iPodは持っていないので、iTunesの使い勝手はわからない)。

本当はフォーマットをどちらかに揃えたいのですが、WindowsMediaはNetMDがなく、かっこいいポータブルプレイヤーがない(ヨメさん談)。OpenMGはWindowsMobileでの再生ができない…と、お互いに移行することもできず、そのままになっている状態です…。

雪です。携帯電話で撮影してもあまり写りませんね。

ソフトバンク、3年間基本料0円の学割サービス「ホワイト学割」

ケータイWatch
ソフトバンク、3年間基本料0円の学割サービス「ホワイト学割」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/38085.html

またやってくれたな…という感じです。それもタイミングがいいんですよね。年末年始のハイエンド機が売れるタイミングが終わり、次は新入学・入社シーズンだ…という時に出すんですからね。

これはドコモには直接の影響はあまりないです。
どちらかというとauの“ガク割”対抗という意図がかなり見えます。

上記ケータイWatchの記事を見ていくと…。

 

また、基本利用料が無料となる期間は契約からの3年間とされており、たとえば大学4年生が契約した直後に卒業・就職したとしても、契約から3年間は無料ということになる。

これですが、auから見れば、「学割とは名ばかりに、3年間しか割引ないじゃないか!」と言えそうです。が、私のようなシステム屋、業務屋から見れば、「おぉ、割り切ったことするなぁ」と結構感心しているんです。

auガク割は私がWebで見た限りでは、学生証等を見て、期限を決めます。期限が近づくと更新依頼を出して、ユーザにauショップに来てもらわなければなりません。auショップにて、学生証等で、継続を行うわけです。

これがホワイト学割だと、3年決め打ちですから、店頭の手続きもスムーズです。入会時に決められた学校の学生かだけ見ればいいんですから。かつ、継続なんて手続きも要りません。これによってショップが混んだりすることもないわけです。

もちろん、学生(特に中学生とか)から見れば、「いずれ高くなるんかぁ。なんかイマイチな」という印象がぬぐえないでしょう。これは「ソフトバンク通しだったらタダ!」「基本料は高くなっても\980!」で売ればいいという判断なんでしょうねぇ。

#3年後にホワイト学割延長施策を打つという手もありますし。

 

またパケット通信料定額サービス「パケットし放題」は通常1,029円~4,410円という段階制だが、「ホワイト学割」ではサービス内容に含まれており、0円~4,410円(パケット単価は従来と同じ)という料金体系となる。

これって強いよ。
なぜなら、auガク割は未だにCDMA 1Xのみで、パケット定額は対象外なんだから。

 

今回の発表にあわせ、同社では他社の料金プランに対して24時間以内に追随するという方針そのものは継続するものの、自社サービスが強固になったため、必要と判断した場合に対抗サービスを発表することにするという。この点について、21日に行なわれた会見では触れられなかった。

もっと早くやめればよかったのにね。
確かに、広告としては「24時間以内に対抗サービスを出す」は意味あるけど、その“対抗サービス”が実効性を伴っているかは疑問でした。
価格競争としてはいいのかもしれませんが、最近の新料金、新サービスはそれだけですまなくなっており、「中途半端なものを出されてもなぁ。」という感が否めませんでした。ドコモが出したPC定額にも対抗してませんし(まぁあんな専用ソフトが要るプランに対抗する必要がないっちゅーたらないんだが)、auのW05Kを使ったPC定額にも対抗してませんよね。

そもそも、オレンジプラン、ブループランなんて要らないんとちゃうの?
ホワイトプランだけでええやん。

 

(孫氏)
学生層を多く抱える他社にとっては頭が痛い施策ではないか

これはauですね。
ドコモはどちらかというとサラリーマン、年配者、大企業に強いですから。

 

ホワイト学割が孫氏自身の発案で検討がスタートしたことを明らかにし、
(孫氏)
「当初は管理部門などから減収などの影響を考慮して猛反対された。

それもあるでしょうし、恐らくNW部門からも反対されたはずです。
学生って、結構電話するんですよね。支払うのが自分じゃなかったりして(笑)、10代はARPUが高い。そんな連中がどかどか加入して、電話しまくったらNWがどうなるか…。NW部門ならいい顔はしないはずです。

 

(孫氏)
ただ、どう受け入れられるか不明のため、損益分岐点も現時点ではわからない。開始後の動向を見て、あまりにもネットワークに負荷がかかるなどの状況になれば5月31日で完全終了する可能性もあるし、逆に継続する可能性もある。

ある意味チャレンジなんですね。孫氏らしいといえばらしい。

収益面への影響は、孫氏は当然ある程度覚悟しているはずなので、不安はないでしょうが、それよりもNWですね。ホワイト学割をやったために、NWが負荷がかかり、「ソフトバンクは安いけど、つながりにくい」と言われると困るわけです。

Yahoo!BBのようにバックボーンを増やせば、高トラフィックに対応できるとかであれば、まだいいんですが、基地局を増やさなければならないとかだとすぐにはできません。

携帯の基地局って今ではそう簡単には増設できないんです。特に住宅地。結構反対運動などあって、なかなか思うように増やせません。孫氏もソフトバンク買収当初は「基地局を大幅増する!」と大見得切ってましたが、きっとやりはじめてその厳しさがわかってきたに違いありません。下手に力で乗り切ろうとすると、反対運動はさらに激化します。

とりあえず当初の基地局数は増やしたものの、それで十分なわけがありません。ユーザが増えれば、それだけ基地局も要ります(1つの基地局で収容可能なユーザ数、トラフィックには限りがあります)。

そういう状況だから、コメントにも「様子見」が出てくるんでしょうね。
この姿勢は理解できます。

今年の年度末のソフトバンク、auの販売合戦は見ものです。
もうこうなったらauはこれまで期待されて全然出てこなかった「WINガク割」をするしかないんじゃないでしょうかね?そうすればダブル定額にも対応でき、ダサいCDMA 1Xの端末じゃなくて、WINの端末がガク割で使えます。
幸い、年度末の加入ユーザは新入学、新社会人ユーザですから、ハイエンド機より低価格機が売れます。KCP+の遅れはあまり影響ありません。

やっぱ、WINガク割じゃないかな~。

ドコモは多分様子見でしょうね。これまでもガク割対抗プランはありませんでしたし。端末を(この期間だけ)安く購入できるようにして対応してきましたよね。

ノンブラシ洗車を行ってみた

私の車は、購入時に既に“CPCペイントシーラント”なるコーティング処理がされていました。

CPCペイントシーラント
http://www.cpc-net.jp/

これは一般で言われる“コーティング”…つまり洗車をしなくても車がきれい…というものではありません。洗車は必要です。ボディに膜を作ることにより、水汚れが「つきにくく」なる。洗車時もワックスは不要で、水(洗剤はあったほうがいい)での洗車でいい…という代物のようです。

夏や暖かいときは、CPC対応のカーシャンプーや、メンテナンスクリーナーなどを用いて、自分で洗車を行っていましたが、こう寒くなるとさすがに辛いです。クマガヤ地域は風が強いので体感温度も低くなっちゃうんですよ。

“CPCペイントシーラント”のサイトを見ると、「布洗車機かノーブラシ洗車機がお勧め」とのことです。が、私にとっては「布洗車機って何?」の世界で、車を買い替える前は洗車機で洗車をしていましたが、スタンドの洗車機は皆ゴムのブラシで洗車をするタイプでしたから「布って何?」という感じでした。

Webサイトを調べると、ノーブラシ洗車機の洗車場があったので行ってみました。

スタッフのいる洗車場 JAVA
http://www.java-style.com/

こちらで“門型洗車機”で洗車を依頼します。コースは“洗剤コース”を選びます。この時点で相手の女性に「一部汚れが残るかも」といわれますが、とりあえずやってみないとわかりません。今回はこのコースで…と依頼します。
ついでに車の下の洗浄もできるそうなので、こちらも付けました。

門型洗車機は3往復します。まず車の下の洗浄。こちらは比較的静かにすみました。
が、あとの2往復はさすがにものすごい音。
私は外で見ていたので音がでかいですが、実は車内では子供が寝ており、「これはやばいなぁ」と思う次第。

まぁ洗車機で音までは普通は気にしません。音がでかくてもきれいに洗えるほうがベストでしょう。

前面や後部も前後のスプレーがうまく流していきますが、さすがに横面ほどは水量が当たっていません。

洗浄後車を洗車スペースに移動させてみてみると、確かに前面、後部は洗浄が甘いです。汚れが結構残っていますね。係員の女性の言うとおりです。

特に前面のボンネット上とバンパー部が結構ひどかった。

P1000067

ボンネット上です。斜めに入った線のようなものが残ったよごれです。まぁこの程度が残る程度で大抵は流されているんですが。

P1000068

後面。前面ほどはひどくありません。ほとんど流れています。実はHマークから下がちょっと汚れが残っていましたが、この画像ではほとんどわかりません。

P1000065

側面下。やっぱりえぐれている部分が弱いですね。汚れが残っているのがこの画像でも見えます。

逆に言えば、前面、後面、側面下以外の部分は少なくともウチの車ではきれいに洗えることがわかりました。

JAVA洗車場で別料金である高圧スプレーを残りの部分にかけてやればいいんじゃないかと思っています。

ただ、全部で料金が\1000を軽く超えるわけで、コスト的には結構かかりますね。
やっぱり夏は自分でやったほうがよさそうです。

新名神高速道路“抜本的見直し区間”

私はサイタマに住んで、実家が関西なので、たまに関西に帰ります。
新幹線、飛行機で帰るときも多いんですが、家族が出来てからは車で帰ることも多くなりました(まだ、エリシオンでは帰ったことないです)。

来年(2008年)春、東名阪自動車道亀山から、名神草津まで新たに“新名神高速道路”が開通します。“第二名神”と呼ばれていたものが、“新名神”という名称になりました。“第二名神”でもよかったような気はしますが…。

名神高速を走られた方だとわかると思いますが、名神高速は平日昼間もトラックの量が非常に多いです。特に米原JCTから西寄りがひどい(とはいえ、名古屋側も一宮まで出れば十分混んでしまいますが)。

また米原-大津間は平地ですが案外カーブが多く、運転していて非常に疲れます。

これがかなり距離短縮でき、また、片側3車線とのこと。今度関西に車で帰るときは、これを使おうかと考えています。ヨメさんの親戚が岐阜(中津川/恵那)にいるので、中央道経由だったんですが、これも途中から東海環状を使い、伊勢湾岸から東名阪、新名神…と帰れば遠回りですが結構面白そうなルートです。

そんなことを考えていてWebを見ていると、今回、新名神が作られるのは西は大津JCTまでで、そこから高槻JCTまでは“抜本的見直し区間”とかで未定だそうな(城陽JCT-八幡JCTは京奈道路-第二京阪接続の為に作るそうな)。これは、新名神予定ルートに沿って、京滋バイパス(京滋BP)が平行しているのが理由だそうです。

確かにそれは一理あります。
でも、これだと、地図を見てると気づきますが、名神草津JCT-名神瀬田JCTはかなり混むのではないでしょうか。この区間は片側3車線の線形がいい区間ですが、もともと2+3の道路が3になるわけで、まったく混まないとは考えられません。

そこで、地図を見ていて、ちょっと思いつきました。

[当初(2008年春)の予定]

(新名神)-大津JCT-草津JCT-(名神)-瀬田JCT(京滋BP)-大山崎JCT-(名神)-高槻JCT-(新名神)

Step1

草津JCT-瀬田JCTが混むのであれば、ここをバイパスしてしまえばいいのでは…。
大津JCTから、京滋BPの途中…南郷ICあたりにつなげてしまえば、新名神の交通と名神の交通が分離できます。
大津JCT-南郷IC間は新規に作らねばなりませんが、大津JCT-城陽JCT間を作るよりはずっと安いはずです。

この段階で
((新名神)-大津JCT-(新設)-南郷IC-(京滋BP)-大山崎JCT-(名神)-高槻JCT

となり、草津JCT-瀬田JCT間が名神と分離できます。

Step2
Step1のルートにも問題があり、実は大山崎JCT-高槻JCT間が名神と重複します。ただ、この区間は改良工事のおかげで、片側2+2で合計8車線もあり、現状はまず混みません。今後混んできた場合は、追加で八幡JCT-高槻JCTを作ることにより増強可能です。

Step1のルートの途中の久御山JCTで第二京阪に入り、八幡JCTから、新名神に入れば、名神の交通とは分離できます。
第二京阪側に負荷がかかりますが、この区間は片側3車線あり、現状の第二京阪の利用だと余裕でしょう(とはいえ、現状途中までしかできていませんので門真まで全通したらわかりませんが)。また、当然名神経由もあるので、かなり軽減できるのではないでしょうか。

また、万が一高槻JCT-神戸JCT間の建設が遅れたとしても、第二京阪残り区間(枚方東-門真)が開通していれば、名神を使わずに第二京阪を使って大阪市街に出ることができます。門真からは近畿道を使って移動も可能です。

この段階で
((新名神)-大津JCT-(新設)-南郷IC-(京滋BP)-久御山JCT-(第二京阪)-八幡JCT-(新名神)-高槻JCT

このようにステップを踏んで建設すれば、需要を見ながら五月雨式に延ばせるのではないかと思います。
高速道路の需要が無ければ建設する必要は当然ありませんし、渋滞の名所ができるのであれば、建設する価値はあるでしょう。

もちろん問題点として

Step1:
将来新名神を延長するのであれば、大津JCT-南郷IC間も本線+連絡線にすべき?
しかし、あんな田舎(南郷近辺ははっきりいって何もないです)に高速道路連絡線を作りまくるのはそのほうがコストの無駄…という気はします(草津連絡線とかにせず、最初から南郷に繋ぎ、瀬田JCTを改良(現在は京滋BP-名神栗東方面のみの片接続JCT。これを京滋BP-名神大津方面にも繋げれば、草津連絡線の代替になったはず)すべきだったと思いますね)。

Step2:
八幡JCT-高槻JCT間はかなり反対運動があるようで、果たして開通できるのか…?

ただ、“抜本的見直し区間”を全部作るのも無駄がありそうだし、かといって、このままだと草津JCT-瀬田JCTの渋滞は避けられない…ということでちょっと考えてみました。

年末年始は伊勢経由で帰りました

かなり遅くなりますが、画像があるのでアップします。
年末年始は一人で関西に帰りました。
下の子がまだ小さいので、今回は一人なのです。とはいえ、気楽といえば気楽ですねぇ。こんなこと書くと嫁さんに怒られそうですが。

かなり前に羽田→関空の飛行機を取っていたんですが、仕事の関係で泣く泣くキャンセルしました。
その代わりに新幹線で名古屋まで出て、伊勢にお参りし、その後京都に向かうことにしました。

ise04

あらかじめ秋葉原の近畿ニッポンツーリストで近鉄特急のチケットを買っていきました。繁忙期は近鉄特急も結構混みます。

今の近ツリのチケットってこんな紙なんですね。昔の紙束ではないです。ちなみに伊勢志摩ライナー車両のデラックスシート。

ise05

桑名直前で長良川河口堰を望みます。

近鉄を宇治山田駅で降ります。昔から私が好きな駅で、古い建築が保たれています。
以前から気になっていたのが、Wikipediaとかで「以前はバスが1番線ホームに乗り入れており、今でも乗り入れの為のスロープが残っている」という記述でした。今回はぜひ見てみたいと思っていたのです。

ise06

1番線ホームから、バス発着スペース(と思われる場所)。
結構大きいです。大型バスが屋根の下に納まります。

ise07

発着スペースからスロープを望む。
柵があったので、これ以上は出ませんでした。

ise08

スロープの反対側はなんとターンテーブルまであります。
しかし、このサイズではさすがに今の大型バスは転回できないでしょう。

ise09
ise10

宇治山田駅コンコース。
天井が高く、照明も凝っています。貴賓室もあるらしいです。毎年年始の総理伊勢神宮参拝などに使われるのでしょうか?

ise12

外から見た宇治山田駅。戦前の建築ですが、その当時から高架駅です。

ise13

伊勢神宮内宮の宇治橋。

ise14

伊勢神宮内宮です。あの鳥居の向こうに社殿がありますが、門をくぐると撮影禁止です。この日は年末でしたが混んでいました。皆初詣で来るから、こんな日は来ないだろうと思っていたら大間違いです。

ise15

赤福本店は板で閉鎖されています。
その板の上に貼っていた紙がこれです。
以前は繁盛していたのに…。

ise16

宇治山田駅に戻ります。4番線ホームから。こうしてみると一般的な近鉄の高架駅とあまり変わりません。

ise17

京都へ移動するのも伊勢志摩ライナーです。

久々に一人で長距離電車に乗りました。

イー・アクセスがアッカの筆頭株主に。現任取締役不再任など改革を要求

BroadBand Watch
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20673.html

やっぱり袈裟の下には鎧がありましたか。

これまで純投資、純投資と言っていたから変だとは思っていたんです。

BroadBand Watch
イー・アクセス、アッカ・ネットワークスの株式10.3%を取得
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/14987.html

Internet Watch
アッカの筆頭株主がイー・アクセスに
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/01/16/18128.html

いずれも、イー・アクセスは「純粋な投資」と言っていますが、投資だったらもっと手堅い会社とか、もっとハイリターンなところがありますよね。

今回、イー・アクセスは色々ウダウダと言っていますが、まぁ正直なところは「いずれウチが合併するから、よろしくね」と言っているに過ぎません。モバイルも金がかかるし、とりあえず規模をでかくしておかないと…というところでしょうか。

個人的には、今回のイー・アクセスのやり方はあまり気に入りませんが、今のタイミングでこの議案を出すと結構通ってしまうかもしれません。

イー・アクセスのアッカ株比率は現時点でも12%強しかないので、単独で議案を可決することはできません。しかし、現状のアッカにいい材料がないのも確かです。

ライバルのイー・アクセスはモバイルに進出し、それなりの成果をあげています。赤字こそ出していますが、加入者は順調に増え続けています。

アッカとしては、WIMAXの免許を得て、モバイルへの進出を考えていたのでしょうが、昨年末に2.5GHz帯の電波割り当てはKDDIとウィルコムに決まってしまいました。

また、ADSL自体がFTTHに押されてジリ貧です。都市及び都市周辺では、収容局からの距離制限がなく、実行速度が速いFTTHが伸びてきています。確かにBフレッツは高いですが、価格を安くすればさらに伸びることは、関西圏のケイ・オプティコムが実証済みです。

NTT地域やYahoo!BBのようにある程度地方までADSLのエリアがあれば、FTTHが伸びてくるまで時間があるでしょうが、アッカやイー・アクセスはエリアが狭く、まともにFTTHと競合することになります。現状、首都圏ではBフレッツが高く、ひかりOneはケイ・オプティコムのように安くないので、まだ助かってますが。

自分がアッカの株主だとしたら、全然いい条件がない現状より、イー・アクセスと合併したほうが企業価値が上がると考えることはあるかもしれません。
少なくとも、あちらには無線がありますし。

でも、ADSLの時から、イー・アクセスにはあまりいい印象がないんですよね。Yahoo!BBはいろいろ騒動も起こすけど、ある意味無謀に近いくらいに一気にエリアを拡大したのに、イー・アクセス(アッカもそうだけど)は全然エリアが増えませんでした。
今回のイー・モバイルが案外エリアを一気に増やしてきたのは意外だったくらいなので。