私は関西の実家に子供を見せるために、Windows Live Messenger(MSN Messenger)のビデオチャットを行っています。
リモートアシスタンスで年賀状作成
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親にMessengerを教えるのは大変でしたが、そのかいもあって、一週間~二週間間隔くらいでビデオチャット(今は映像通話というのかな)を行えています。親もなんだかんだ言って喜んでいて、非常によかったです。
さて、これまでにビデオチャットで使ったWebカメラについてちょっと書いてみます。
Creative Video Blaster WebCam Plus
クリエイティブメディアのVideoBlaster WebCam Plus。
今となってはかなり古いカメラ。今のWebカメラのようにマイク内蔵ではないので、外付けマイクがあります。私的には外付けマイクの方が好きです。子供にしゃべらせるのも、こちらの方が都合がいいような気がします。
多分、結線が複雑になるから、Webカメラにマイクを内蔵させたんだろうが、こういうカメラでもいいと思うんだが。
カメラ自体はコンパクトだが、最近の超小型カメラに対してはやはり大きい。私のモニタはCRT 17インチで大きいので、その上に載せたりしたらあまり問題がないが、液晶モニタの人とかは困ったかも。
33万画素なので、画質は今となればどうしても劣りますが、なによりトラブルがほとんど無かったのがありがたいです。
今でもとりあえず予備機として持っています。
Logicool(Logitec) QCam Orbit MP
最近のWebカメラが100万画素とか備えていると聞き、買い替えを考えてまず購入したのがこれです。わかりづらいですが、上部は球体になっていて。ぐりぐりと動くようになっています。これに引かれて買ったんだね~。この手のギミックに弱い私…。
カメラ単体はこんな感じ。前述のWebCam Plusより大きいです。私的にはあまり大きさは気にしなかったというのもあります。
カメラは付属のシャフトを使って高さを伸ばせます。
シャフトはUSBケーブルを内蔵しているようですね。なお、シャフトの長さは一定…つまり高さ調節はできません(この高い状態か、前述の低い状態の2択です)。
・フェイストラッキングはどうもいまいち。
このカメラのウリは“フェイストラッキング機構”です。顔の画像にロックオンして、機械的にカメラを動かします。最近の他のカメラの“フェイストラッキング”は、大範囲をキャプチャーし、一部を拡大するような形で(つまり、実際のキャプチャ範囲と、表示範囲が異なる)表示しているんですが、このカメラは「実際に動く」のです。
それを見たくて買ったんですが、実際に使ってみればいまいちでした。
ロックから外れたら意味がない。
確かにカメラはモーターで稼動しますが、そのロック範囲外に出た場合が困ります。再度ロック範囲に入った時にうまくロックが動きません。これは、複数対象に対応しているはずの“Orbit MP”でも同じでした。
当方の家では子供がまだ小さく、画面の前にじっとしてろというのが無理です。そういう場合はそもそもいかなるフェイストラッキングも無力で、カメラを手で動かしたほうがはるかに早いということがわかりました(涙)。
ちなみに、実家で今でも使っているのは、この“Orbit MP”の画素数縮小版…最初に登場した“Orbit”ですが、こちらは対象が1つしかロックできません。そのため、複数人がカメラに出てきた場合は無力です。
また、“Orbit”のドライバはカメラの設定で“フェイストラッキング On”を記憶してくれないようで、ビデオチャットをするごとに“フェイストラッキング On”の設定をしなければなりません。画面に出ているカメラのボタンを押すだけなんですが、年寄りにはそれも難しく(どこを押せばいいか指定しなければならない)、結局実家のOrbitも“フェイストラッキング Off”で使い続けています。
・画像はいい。
さすがに画像はいいですね。後述のVX-6000よりこちらの方が画像はいいです。やっぱりCCD100万画素だからでしょうか。
・恐怖!大ノイズ!
突然、「ブッ!!」と巨大音が入ります。ビデオチャット時は大体ボリュームがでかくなっているので、そのノイズたるや大音響で鳴り響きます。何がトリガーでノイズが入るかわかりません。
また、ビデオチャットを終えても、QCam OrbitMPを接続していたら、同ノイズが突然出るので、どうもQCam OrbitMPのせいと考えられます。
WebCam Plusや後述のVX-6000ではこのようなノイズが出なかったことを考えても、本製品(本個体?)がおかしいか、ドライバがおかしいかだと思います…。
結局、ウチでは“Orbit MP”は使わなくなっています。
前からそうなんですが、Logicool(Logitech)って、ドライバがガンですよね。製品はよさそうなんですが、どうもドライバで変な挙動になったり、うまく動かなかったり…。
USもそうなんですかね?日本語版へのローカライズの問題?
今、Logicoolのサイトを久々に見てみたら、QCam Softwareの新版が出ていたので試しに使ってみようと思うが、この新版で
どこが変わったのか
がさっぱりわからない。Tempに解凍されたreadmeにも載ってない。例えば上記のノイズが解析されたとか出てれば入れる気になるが、まったく無ければ入れる必要はないわけで、そのあたりの詰めがまったく甘いと思うんですよ>Logicool(Logitech日本法人)
マイクロソフト VX-6000
Logicool Orbit MPで“大ノイズ”現象が出たため、やむなくWebカメラを追加で購入。こちらは、大ノイズはまったく出なかった(という訳で、“大ノイズ”現象はOrbit MP固有の問題と判断できる)。
しかし、これはこれで、別の問題が発生した…。
・恐怖!横黒縞出現!
ビデオチャット中に何かのタイミング…恐らくカメラを手でさえぎるなどして、暗くなった時に多く発生する。画面に横の黒い縞が発生するのだ。画面が見えなくなるわけではないが、画面全体が暗くなり、見えづらくなるのだ。
これはMicrosoftのサポートに連絡等したが、解決せず、試行錯誤の末、今は以下のような状況になっている。
高解像度モードをOnにして(かつ逆行補正はOff)、全画面表示にしなければ、とりあえず現状問題なし。
Live Messengerの全画面表示モードでどうなるかはまだ試していないが、上記設定でとりあえず発生は免れている。
・カメラのピントあわせってどうするの?
カメラ前部のリングをまわせばいいようだけど、マニュアルに説明が見当たらない…。
私が見つけていないのであれば、教えてください。
とりあえずこんなところでしょうか。
今、我が家ではWebカメラが3機もあるという困った状態(笑)にあります。ヨメさんにバレたら殺されそう…。
今、使っているのはVX-6000なんですが、QCam OrbitMPの新ドライバを試して、やっぱりダメだったら(すみませんもはやLogicoolのドライバ品質信用してません)、OrbitMP売るかなぁというところですか。
ちゃんと安定したらWebCam Plusもなんとかしたいんですが、前述のようにトラブル連発だったからなぁ。
やっぱ、安定走行を考えたら、マイクは外付けで、カメラもあまりギミックが無いほうがいいんでしょうねぇ。