iPAQ 212と通信カード
2010年10月25日 コメントを残す
今はiPAQ 212からT-01Aに乗り換えているのだが、iPAQ 212でもなんとかネットワークに繋がろうとしてCFカードモデムを試している。
WILLCOM AX420S
山手線内では速い。が、これが山手線から離れるにつれて厳しくなる。
高崎/宇都宮線で赤羽→大宮に移動時も結構きつい。
大宮超えるとほぼ実用にならない。
というのは、どうも山手線あたりだとW-OAMエリアだが、超えるとだんだんそれが疎になるようだ。
大宮を超えると、例えば駅周辺で接続していて、電車が発車。
途中で切れると、リトライをしている間に次の駅に着く…といった感じで、ほとんど駅間で通信できない。
それも、大宮を超えると駅間長いんだ。高崎線だったら、大宮-宮原-上尾でそれぞれ5分もある。この間通信できないのはつらい。
多分W-OAMにすれば、リトライも速いから有る程度はましになるように思える。
が、このあたりになると駅の周りしかないように思える(あくまで推測だが)。
結局、ウィルコムは解約してしまった。
EMOBILE D01NX
いつでも速い。
2年ほど前だが、大宮-赤羽間が切れなかったことに感動した。
新規キャリアでがんばっていると思った。
大宮を超えてもおおむね安定していて、逆に速い。
ただ…、相手が悪かった。iPAQ 212はドライバメモリ領域が極限に狭い。
このカードを入れると、Bluetoothが起動しなくなることが多々あった。
hpのパッチを当てなければ、なんとかBT起動できるようだったが、
メーカー製パッチを当てられないというのも…ねぇ。
結局、D01NXは使わなくなった。
NTT DoCoMo P2403
結局これに落ち着いた。
AX420Sと同じく汎用モデムベースなので、iPAQ 212でもなんとか動く。
ドコモのサイトにドライバがあるが、hp用は入れないこと。普通のWindows Mobile用を入れるのがこつだ。
あと、しばしば認識されなくなるが、その場合はこうする。
0:P2403は外しておく。
1:P2403ドライバをアンインストール
2:HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm 内のP2403エントリをまるごと削除
3:ソフトリセット
4:いったんP2403をiPAQ 212に刺す。
エラーになった場合は異常。再度ソフトリセットしてリトライするか、2:のレジストリエントリを再確認。
刺しただけなら無反応が正常。ダイヤルアップ設定を消している場合は、「ダイヤルアップを生成しますか?」と来る。
5:(4:で正常ならば)P2403ドライバインストール
6:ソフトリセット
これで使えるようになった。
このようにちょっとこつがいるが、BTとの併存も可能で、HSDPAこそ使えないが、384Kフルに使えてなかなかよかった。
車(Honda エリシオン)のPCカードスロットに入れることもでき、インターナビ用としても使えるカードであった。
定額サービスが使えない(今はパケホーダイ・ダブル上限で\10395だが、当時はそんなもんない)ので、パケ代だけ何とかするために、従量制データプランを駆使していた。
データプランMでもWeb閲覧くらいなら十分にまかなえた。
頻繁にMyDoCoMoで前日パケット代を見るのがこつで、2ヶ月繰り越さないくらいの無料通信分を残しておいて、使い方によって、翌月データプランMにするかデータプランSにするか決めたものだった。
まぁ定額を使える今となっては、かなりめんどくさいことをしていたが、あまり気にならなかったなぁ。